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【新-サルウェー通信】脂肪摂取における注意とその理由とは

【新-サルウェー通信】脂肪摂取における注意とその理由とは

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【新-サルウェー通信】

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 ※Salve(サルウェー)とは、ラテン語の salveo(健康である)の
  「能動相・現在・2人称・単数」の形で、
  出会いのあいさつの言葉として用いられます。
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こんにちは、青木です。


最近の運動は専ら散歩です。

来月中旬までは、ひとまずランニングなどの
激しい運動と筋トレは禁止となっているので、
歩くしかないのですね。


たまに自転車に乗りますが、自転車は
風を切って走るため、寒くて嫌なのです(笑)



怪我をしてから一気に運動量が減ってしまったので、
運動不足を感じてしまいます。
散歩2,30分では、身体が程よく温まるくらいです。


そこで、近くの神社の階段をゆっくりと登って、
少しでも運動量を増やそうとしています。



気づいたのですが、長い階段をゆっくり歩いて
登ったとしても、なかなかしんどいものですね。


頂上まで120段くらいあるのですが、
ふくらはぎが予想外に疲れました。


とてもいい運動です。


ということで、これを知ってから
週に4回くらい行くようにしています。



あとは隔日でやや重いと感じる重さの
ダンベルをもって、二頭筋(ちからこぶ)の
筋トレを軽めに行っています。


少しでも筋肉を落とすまいという悪あがきですが(笑)



▼ダイエットにおける脂肪摂取のルール

さて、本日はダイエットにおける
脂肪摂取のルールをご紹介します。


前回は、なるべく多くの種類の脂肪を摂ることを
推奨するというお話でしたので、
脂肪の質という面でのお話と言えます。


一方、今回は脂肪の量という面から
触れていきたいと思います。



「青木さん?量ということは、脂肪を摂りすぎたら
 肥満につながるよってことかい?そんなこと、
 誰でも知ってるよ?周知の事実ってヤツだよ?」


そのとおりです!


しかしですね、
脂肪もそうですが、食事内容や食事時間、
エネルギーが余っているのか足りないのかなどの
状態における栄養吸収のされ方などを知っておけば、


あとは自分の体型や食習慣、運動習慣に合わせて
効率的なダイエット計画を自分で立てられるように
なるわけですから、とても有利ですよ^^



なぜ、そうなるのか?
というのを押さえておくと、ダイエット以外にも
応用が利くようになり、後々役に立ちます。
(筋肉つけるとか、生活習慣病の改善とかですね)



では、早速ですが、

ダイエットにおける脂肪摂取のルールを、
今回のお話に関する部分について挙げてみます。


1.脂肪を摂りすぎない(当たり前ですが)
  →エネルギーとして利用される分以外は
   体脂肪に回されるため


2.甘いもの(特に砂糖)と脂肪を一緒に摂らない



となります。



では中身を見て行きましょう!



▼脂肪の吸収や分配は複雑

炭水化物の場合は、小腸でほとんどグルコースに
変換されて肝臓に到達し、肝臓で代謝されたり、
血液に乗って全身に届けられて使われたり、

というふうに、

一連の流れが分かりやすいのですが、
脂肪の場合はとても複雑です。



一旦分解されたと思ったら、また合成されて、
そしてまた分解されて、というように、
吸収過程で色々変わります。


興味のある方は調べていただくとよいですが、
このメールでは長くなるので触れません(笑)




しかしまあ、人間の身体は、脂肪の吸収もそうですが、
もっと細かい単位で働いていることを考えると、
よく出来ているものだなあと感心します。


マイクロメートル単位の毛細血管や、
脳からの信号を伝える神経など、
身体全体の機能が調和して正常に働いているのは
奇跡だと思います。


細かいそれぞれの機能が全て、
人間の身体という"箱"に収まっているのです。


マイクロメートル単位なんて、ほんのちょっとのことで
どこかの機能が働かなくなって、
しょっちゅう故障(=病気や怪我)が起こりそうですが、
たいていの人は何十年も健康で生きているのですからね。



昔、半導体がどんどん普及する前に
半導体メーカーが直面した問題の
エピソードを思い出しました。


これは半導体などの電子を扱う分野を
研究している先生に教えていただいた話ですが、


当時、設計上は「これでうまくいくはずだ!」
というところまで出来ており、

あとは実際に作って動くかどうかを
確認すればOKのところまで到達していました。


しかし、いざ作ってみると、
まったく動作しないという事態になってしまいました。


いくら試作品を作って動作させても、
うんともすんとも言いません。


構造的な部分を設計図と照らし合わせてみても、
悪いところが見当たらないのです。


そこで、ここははっきりと覚えていないのですが、
どうやら設計図どおりに組んでいく最中に
何かが起こっているということがわかったそうです。


そして、それを詳しく分析してみると・・・


なんと、部屋にある蛍光灯から出ている微弱な紫外線に
反応してしまい、特性が変わっていたのです。



こうなった原因は、ものすごく簡単に言うと、

半導体は非常に小さいところに色々な設計が
施されているため、半導体内の、本来電気を通して
反応するエリアが非常に小さいことと、
その隣り合うエリア同士の距離が近すぎます。


そのため、蛍光灯から発する微弱の紫外線でも
反応してしまった、というものでした。



こういった背景から、現在の半導体製造の
クリーンルームなどでは、紫外線をカットした
蛍光灯が使われたりしています。



現代の技術では半導体は当たり前になりましたが、
このような微細な世界における反応が、人間のからだの中では
正常に、しかもごく当たり前に行われていると考えると、
本当に人間の身体って良く出来ているなと思います。




▼脂肪摂取のルール1.脂肪を摂りすぎない

で、脂肪の話に戻りますが、
脂肪が血液中に入ったところから見て行きましょう。



脂肪はあるたんぱく質と一緒にひっついて
血液中を移動します。
(このかたまりをキロミクロンといいます)


そして、それが各器官を通過するときに、
脂肪を分解するリポたんぱく質リパーゼ
という酵素によって、

グリセロールと脂肪酸と残りの部分
(キロミクロンレムナントといいます)に分解されます。



グリセロールはアルコールに属するもので、
そのまま血液に乗って肝臓に行き、
そこで処理されます。


一方脂肪酸は、各器官や脂肪、筋肉に取り入れられ、
エネルギーとして利用されるか、もしくは脂肪に合成されます。


と、少しややこしくなったかもしれませんが、
重要なのは「脂肪酸」です。



さて、ここからわかることは、


「たくさんの脂肪を摂取すると、血液中にも脂肪が多くなり、
 そこから分解された脂肪酸が、エネルギーとして利用される分
 以上に補給されるため、脂肪酸が過剰となり、
 それが体脂肪につながる」


ということです。



ここで脂肪摂取におけるルールの1つとして、
「脂肪を摂りすぎない」
ということが決まるのです。



単純に脂肪をたくさん摂れば体脂肪になるというのは、
具体的にはこういう経緯があるのですね。




▼脂肪摂取のルール2.
  甘いもの(特に砂糖)と脂肪を一緒に摂らない

以前お伝えしたことがあると思いますが、
この組み合わせが体脂肪の合成を促す好条件です。


これは、糖質のところで出てきたインスリンが関係します。


食事では、ごはん以外にも色々なおかずを
一緒に摂るため、血糖値の上昇は比較的緩やかになります。


これは、食物の中には繊維質やたんぱく質などが
含まれているために、緩やかになるのです。



しかし、甘いものを摂ると、インスリンは急激に上昇します。

このことは、
「糖質をさっさと処理している」
ということとイコールです。


とすると、その時点で必要な分(エネルギーや不足している
グリコーゲンの分など)が賄われれば、
それ以上の糖質は行き場を失いますから、
体脂肪に変換されます。


つまり、甘いものは体脂肪に
すぐに変換されやすいということですね。



そしてさらに、「特に砂糖」と書いている部分が
注意なのですが、
砂糖はグルコースと果糖からできています。


そして、果糖は多いと体脂肪を合成するのを促す
という特徴があります。

そうすると、余計に太りやすいということですね。



そして肝心のポイント。
「脂肪と一緒に摂らないこと!」


というのは、砂糖などの甘いものを摂って血糖値が
急激に上がり、体脂肪の合成が促進されているところに、

エネルギーとして使いきれない脂肪(脂肪酸)が入ってくると、
余計に体脂肪の合成が促されてしまうということです。


これが太りやすい組み合わせであるという所以です。



例えば、

・食後のショートケーキ

 →食事によって必要な糖質と脂肪分が補給されて、
  それ以上必要ない状態になっているところにプラスして、
  ショートケーキによる脂肪分と砂糖が追加される

 →食後のインスリンによる脂質合成作用
  +食事の脂質による脂質合成作用
  +ショートケーキの脂肪分による脂質合成作用
  +ショートケーキの砂糖による脂質合成作用



・焼肉の後のデザート

 →脂肪分は申し分なく過剰である(笑)
  そこにプラスして血糖値を急激に上げ、
  体脂肪合成を活発にする甘いデザートは、
  あなたを効率よく肥満のからだへと導きます



とても恐ろしいですね(汗)




さて、今回の脂肪摂取におけるルールを
もういちど確認してみましょう。


1.脂肪を摂りすぎない(当たり前ですが)
  →エネルギーとして利用される分以外は
   体脂肪に回されるため


2.甘いもの(特に砂糖)と脂肪を一緒に摂らない



まずはルールを押さえていただいて、
その次になぜそのルールが大事なのかという原理を
押さえてみてください。




次回はお知らせしていたように、脂肪肝のお話をします。
アルコールをたくさん飲まれる方は是非参考にしてくださいね。



青木




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